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第１部ではエドワードが恋心を自覚したところで終了しました。
さてお次の展開は？？

雨の中、傘を差し外を歩いているリリアナとバテン。

「そこはいいところでしたか？」
「はい、静かで平和で邸宅の近くには湖があって花もきれいで・・・
ウィルソン夫人がそういった理由がわかりました」

「リリーさんがそういうならいってみたいですね。
こちらも風情はありますが、よりによってリリーさんと会うときにこんなにたくさん雨が降るなんて」

「そうですね、残念ながら」
会話が終わってしまい、
新たな話題をしようとするバテン。

「お仕事は、どうですか？」
「はい、…その地域についてしばらくしてから少し…妙…(距離をおかれているような…)」
エドワードの様子を思い出しているリリアナ。

「なにか変わったことがありましたか？」
「ああ、いえ…(前の屋敷でクビになったことを、彼が知ったら…？)」


場面変わって、
屋敷の雨漏りに対応しているエドワード。
執事から話をきいている。
修理工が到着し、屋根の様子を見てもらう。
雨が多いので少しずつ腐食し、修理が必要だという。

ため息をつくエドワード。

窓の外に傘を差した女性がみえ、窓に寄るもリリアナではなかったことで残念そうに気を落とす。

はぁ、とため息をまたこぼす。

「(慣れない、こんな自分は嫌いだ)」


少し回想するエドワード。
「塩、少しもらえますか？」エドワードに話しかけるリリアナ。

「（貴方は貴族じゃない、そんなあなたの目にわずかな関心が傾くことも）」

「ありがとう」容器を持つ手と手が少し触れあう。

「リリーさん、バテン・ドワイトさんからの手紙が届いていますよ」

「そうですか？」
「リリーさん、？？ですか、ふふ」
「彼は恩人ですよ、エレンさん」

「(あなたの手ひとつに、自分がときめくことも)」

「(あなたが見つめる視線にひとかけらも私がいないことも。
いや、なにをいっているんだ、私は・・・)」

「カーター氏、別館の屋根もわるいところがありそうです」

「ああ、そう」
「(元のエドワード・カーターに戻りたい)」



夜。

エドワードが屋根の確認を終えたところに、
リリアナが帰宅した。

エドワードはリリアナに何かいいかけるが、
「それでは、これで…(この辺で整理するのがいい、より不快になる前に)」と去ろうとする。

そんなエドワードの様子からリリアナもずっと気になっていたことを整理しようと口にする。

「カーター氏、私、来月中の予定ですよね」
「それは…なんの話でしょうか？」
「メディリンの家庭教師です。そう長くやるとは思ってもいなかったし…
お仕事の手伝いのほうも今は忙しくないでしょう、辞めるなら今かと思って…」

「(ああ、そうだ)ここを去る…つもりですか？」
「……」
「(これは残酷な復讐なのか。あなたの眼中に私はいない)」
ろうそくが揺らめき、蝋がエドワードの手に落ちる。
「あっ！」「カーターさん？」
「やけどになるわ…手を見せてください」

リリアナがエドワードの手に触れると、エドワードはリリアナの手を握りしめてしまう。

「(あなたはこのように何気なく私へと触れ、そんなあなたの手に
また自分がときめくことも)」

驚くリリアナと、
切なそうなエドワード。

３８話　end




やー。
最初エドワード(屋敷の主)と並んで飯くってる家庭教師ってなんだよって思ってたんだけど、
エレンのとこにいるときの話だったんだねー
そりゃエレン夫妻が気を利かせて並びで座らせるわなｗｗｗｗ
(エレン＋ダニエル＝読者ｗｗｗｗ)

てかバテン、別荘にリリアナ宛の手紙書いたのかｗｗ
カーター氏への牽制ですか？？あおりですか？？？ｗｗｗ
(カーター家の人間が気を利かせて届けてくれたのかもしれないけど、、住み込みの家庭教師にそこまでしてくれるんもんなのか。。)

エドワードが手の接触でときめいてる横でリリアナがほかの仲の良い男の話をするという
残酷なシーンですねｗｗｗ

エドワードはリリアナへの恋心を自覚しましたが、
それに振り回される自分に疲れ切っていますｗｗｗ

エドワードの心のうちをよそに、リリアナは「前の勤め先でインラン扱い(濡れ衣)されてクビになった」ことを気にしているようです。
自分の悪評判がエドワードの耳に入る前に立ち去ろうとしているようですが…